こんにちは。
いつも高知桟橋通店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
さて、SUBARUの新車をご検討中の皆さまは新車購入資金プレゼントキャンペーンに応募なさいましたか?
8月31日まで毎週、50万円(登録車)が5名さまに、10万円(軽自動車)が1名さまに当たります。
50万円ってすごいですよね!
応募しなければ当たりませんので少しでもご興味があれば是非ご応募ください!
詳しくは該当ページをご確認ください。
私も喉から手が出るほど欲しい50万円なのです!なんて申しますとこの前フォレスター買ったばかりでしょ?と思われるやもしれませんが、実は最近魅力的なクルマが出たのです!
それがこちら!
REX HYBRID

三柱ブロックとREX HYBRID
2019年にダイハツさんが発売したロッキー(トヨタさんでもOEMを受けてライズとして発売)を私どもSUBARUがREXとして取り扱えるようになったのが2022年。
SUVラインナップが豊富なSUBARUにとって、その当時はXV(現在のクロストレック)よりもコンパクトなSUVが仲間入りしたと話題になりました。
1.2LのNAエンジンを搭載したREXはその価格からは想像できないコンパクトカーのお手本のような仕上がりに、よそ様で売れているのも納得したものです。
しかし、同時に本家では設定のあったハイブリッドのラインナップがREXになかったのは残念でした。
あれから3年、そんな私の想いが届いてか(は定かではありませんが)、遂に私どものREXにもハイブリッドが登場です!
そんな試乗車が配備されて間もないREX HYBRIDを、居ても立っても居られず乗り回してきましたのでご覧ください。
向かうのは毎度お馴染み高知県最東端の東洋町です。

写真は東洋町からの帰り道です
スタートスイッチを入れると機械音が鳴り、メーターに走り出せることを意味する“READY”の表示が灯ります。
シフトレバーをDに入れてアクセルを踏むと静かにスッとクルマが動き出します。
流石はハイブリッド。
この感覚はクロストレックやフォレスターのS:HEV(ストロングハイブリッド)で予習済みだったので驚かずに済みましたが、もしこれが私にとってハイブリッド初体験だったら腰を抜かしていたでしょうね。
その後も低速域は静かに走っていたのですが、大通りに出て交通の流れに合わせようかというところでエンジンが始動し、発電が始まります。
REX HYBRIDのここが面白い①
e-SMART HYBRID

REX HYBRIDはハイブリッド車の中でもシリーズ方式と呼ばれ、エンジンは発電専用であり駆動は100%モーターのみで行います。
これはインプレッサやクロストレックのMHEV(マイルドハイブリッド)のようにエンジンをモーターでアシストするパラレル方式や、クロストレックやフォレスターのS:HEVのようにエンジンが駆動と発電の両方を行い、必要に応じてエンジンとモーターの得意領域を使い分けるシリーズ・パラレル方式とも異なるもので、シンプルでコンパクトという特徴があります。
バッテリーの容量はあまり大きくないので、高速走行時にはエンジンで発電しバッテリーを介しつつ直ちにモーターで使用するようなイメージですが、低・中速時にはバッテリーの電力でモーターを駆動し、必要に応じてエンジンが効率の良い回転域を使用して発電するため低燃費を実現します。

東洋町到着時の燃費は33.1km/Lでした。
以前、1.2L NAエンジンのREXで検証した際が26.2km/Lでしたが、この際は交通量の少ない夜間で、エアコンも要らない12月でしたので燃費にとっては最高のシチュエーションでした。
正直なところ、今回は交通量もそこそこの日中で、且つエアコンもフル稼働の真夏日という燃費にとっては酷な条件だったので、記事がお蔵入りすることも覚悟していたのですが、WLTCモードで28.0km/Lを大きく上回る数字にREX HYBRIDのポテンシャルの高さを実感しました!
◆燃料消費率は定められた試験条件のもとでの数値です。したがって、実際の走行時には、気象、道路における交通の混雑の状態、運転方法に応じて燃料消費率が異なってきます。
◆WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

みるみる伸びる燃費計の数値にウキウキしつつ、こんなに燃費がいいならと、帰りはワインディングで少しアクセルを踏み込んでみました。
REX HYBRIDのここが面白い②
スマートペダル(S-PDL)

メーター右側にS-PDLという表示があります。
こちらは以前ソルテラをご紹介した際にもありましたが、アクセルペダルのみで加減速を行えるものです。
アクセルペダルを戻した際は、一般的なエンジンブレーキ以上の減速力を発生させるので、スピードコントロールが楽に行えます。
力強い加速が特徴の「ノーマルモード」と、燃費にやさしい「エコモード」が選択可能で、スマートペダルが不要であればOFFにすることもできます。
乗り出して最初こそ違和感がないわけでもないのですが、10分も走っているとすっかり慣れてほとんどの加減速をアクセルペダルで調整できるので運転がますます楽でした。
※スマートペダルのみでは完全停止はしませんので、必要に応じてブレーキペダルをご利用ください。
ちなみに、加速感はS-PDLとドライブモードの組み合わせで3パターンあり、S-PDLオン×エコモードが弱、S-PDLオフ(ドライブモード選択不可)が中、S-PDLオン×ノーマルモードが強となっており、強ともなるとモーターらしい鋭いトルクの立ち上がりが刺激的です。

ワインディングの上り坂ではさすがにバッテリーからの電力供給だけでは追いつかず、終始エンジンが発電を行っていましたが、アクセルのペダル操作に応じたエンジン音で違和感が少ないのも好印象です。
ワインディングではS-PDLの他にもREX HYBRIDの特徴が活きています。

フロントが特に重いFF駆動車は下り坂で後輪の接地感が薄くなりがちなのですが、REX HYBRIDではリヤシート下に駆動用バッテリーを、荷室下に12Vバッテリーを配置することで後輪にも荷重がしっかりと掛かるので、下り坂でも安心感があります。
最後は一般的にシリーズ方式のハイブリッドが苦手とする高速走行も試してみました。

確かに中低速域から比べるとエンジンの稼働時間が長く燃費の伸びは今ひとつですが、道交法の範疇では全く困らないスピードをキープできますし、S-PDLによって減速しない程度にアクセルペダルを抜けばエンジンが停止して燃費を稼ごうとしているのを感じます。
そうこうしながら1日乗って思うのは、REX HYBRIDはコンパクトカーの良いとこ詰め合わせハピネスセットだなって。

ハイブリッドに限らずREXのコンパクトさや優れた最小回転半径は道を選びません。
そうかと思えば室内は思った以上に広く居住性は必要十分で、以前キャンプ道具を積載した際には外観からは想像できないほどの高い積載性を見せてくれました。
(ハイブリッドは荷室床下の収納がやや小さくなります)
そんなボディのコンパクトさから、ハイブリッド化する上では苦労も多かったようですが、コンパクトカーづくりの職人たるダイハツさんの開発陣がそれを実現させました。
結果的にはコンパクトカーならではの車重の軽さが燃費性能にも効いており、コンパクトカーの良さが全面で発揮されています。

それは価格にしても同様で、REX HYBRIDのスタートプライスは脅威の2,216,500円(消費税10%込)となっています!
他社ではこれよりも高価な軽自動車があるこの時代に、常軌を逸したコスパと言えますね。
この価格を思えば走りも装備も言うことなしの高い完成度に驚かされます。
軽自動車からのサイズアップや普通車からのサイズダウンというサイズのニーズはもちろん、経済性の高さやモーターならではの力強い走りまで、多くの方にご満足いただけるクルマに仕上がっています!

そして、なんと言っても忘れてはならないスバルのエンブレム『六連星(むつらぼし)』。
DやTのエンブレムは既に街に溢れ返っていますので、ここらで六連星を掲げて人とは違う個性を爆発させてみては?
REX HYBRID 是非お試しください!
この日はドライブ中に見かけたロッキーさんとライズさんとレックスの台数を数えてみました。

結果は1位ライズさん(24台)、2位ロッキーさん(4台)、3位レックス(1台)となりました。哀しいかな、このREXの1台は私の母のクルマでした。
50万円が当たれば母にREX HYBRIDを買ってあげたいのですが、まあそもそもキャンペーンの規約に「国内SUBARU販売会社関係者の方はキャンペーン応募の対象外となっております」とあり、私には応募の権利がありません。皆さまは是非、私の代わりにご応募なさってみてくださいね。
2025.7.11 つの

