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5月6日より営業を再開しておりますので、愛車のメンテナンスからおクルマのご購入までご用命くださいませ。
さて、新型フォレスターの発表を記念して始まった『新型フォレスターのここが好き』シリーズも今回で3回目となりました。
試乗編、灯火類編に続き、今回は私のキャンプ道具が載るのか検証してみたいと思います。
レイバックから新型フォレスターに乗り替えを決意したのですが、一つだけ気がかりだったのが私のキャンプ道具は本当に載るのか問題です。
何を隠そうレイバックやレヴォーグの荷室容量は現行の国内SUBARUのラインナップでは最大となる561L(VDA法: ドイツの自動車工業会による測定方式)を誇ります。
一方で新型フォレスターはと言うと、ターボ(ガソリンエンジン)モデルは512L、ストロングハイブリッドモデルは484Lとなっており、数値上はやや小さくなってしまいます。
現有車のレイバックであれば私のキャンプ道具を全て積んでも少し余裕があるのですが、いざフォレスターの納車後に載らないとなるとなんだか切ないので試乗車で実験してみました。
極めて私的な検証であるだけに皆さまのご参考になるかは甚だ疑問ですが、よろしければお付き合いください。
まずは積み込む荷物を確認します。
①ランタンスタンド ②インナーマット(カーペット) ③STIエコバッグ(食器、料理道具ほか) ④STIエコバッグ(照明、電子機器ほか) ⑤インナーマット(畳) ⑥ポリタンク(灯油10L) ⑦石油ストーブ ⑧コット(簡易ベッド) ⑨インフレータブルマット ⑩化繊封筒型シュラフ ⑪アウトドアマット ⑫折り畳みテーブル ⑬ガソリン携行缶(レギュラー5L) ⑭クーラーボックス(51L) ⑮チェア ⑯クーラーボックススタンド ⑰ランドリーバスケット(ゴミ箱として) ⑱コーヒーセット ⑲バスケット(ティーセット) ⑳テント(本体) ㉑湯たんぽ ㉒チェア(食事用) ㉓アウトドアワゴン ㉔テント(ポール一式) ㉕ポルティコキット ㉖ペグ ㉗車載工具 ㉘お掃除セット(ほうき、ちりとり) ㉙グランドタープ(シート)
※「㉑湯たんぽ」は段ボールから出して「④ STIエコバッグ」に入っています。
ワゴンはもちろん、セダンやクーペに至るまで積載性の高いSUBARUのラインナップに胡座をかいて大きな荷物ばかりになった私のソロキャンプ道具は並べてみると本当に載るのか不安になります。
重量を測ってみると約182kgでした。腰が、、、
以前から重いなーとは思いつつも、まさかこれほどにまで重いとは思いもよりませんでした(おもいおもい五月蠅いですね)。
腰がまだ動くうちに早速積み込んでみましょう。
今回の検証に使用する試乗車はストロングハイブリッドモデルです。
荷室容量がVDA法でターボモデルよりも-28Lとなるストロングハイブリッドモデルで検証するのはやはり「大は小を兼ねる」ということで、ハイブリッドに載ればターボは余裕でしょ!っていう安直な理由です。
それではスタートです!
〜サブトランク編〜
キャンプ場へ到着後すぐには使わない小物をサブトランク(荷室の床下)に収納します。
サブトランクの容量は開示されていませんが、見た目はご覧の通りです。
ターボモデルはスペアタイヤ(この時代にありがたい!)があり、ハイブリッドモデルはバッテリーがあるので、レヴォーグやレイバックの69Lから比較するといずれもスペースは見劣りしますが、ごちゃごちゃした小物を入れるのには重宝します。
エコバッグからはみ出てしまった小物を詰め込んだら、サブトランク編は終了です。
〜荷室上部編〜
荷室上部は最初に㉒チェアで補強しつつ②インナーマットを立てて荷室とキャビンを仕切る壁を設けます。
これは荷物がキャビンになだれ込まないようにする工夫です。
続いて左から③④STIエコバッグ、㉓アウトドアワゴン、⑰ランドリーバスケット、⑦石油ストーブを仕切に沿って並べます。
その上部には比較的軽い⑨インフレータブルマットと⑩シュラフを置きます。
ここで毎度鬼門となる⑫折り畳みテーブルの登場です。
スノーピークさんの『ワンアクションテーブルロング竹』は畳んだ状態でも縦横360mm×1,215mmの大きさでこれまでもアウトバックやソルテラでの積載に難儀しました。
今回もターボモデルであれば余裕なのですが、ハイブリッドモデル(ハーマンカードンサウンドシステム付き)だとほんのわずかに横幅が足りず片側が浮いてしまいます。
そこで、先のソルテラと同様にテーブルを立てる作戦に変更です。
すると、先ほど積み上げた壁とテーブルの隙間に空間ができましたので埋めていきます。
重心を少しでも低くできるよう長尺かつ重量のある㉔テントポール一式、㉕ポルティコキットを一番下に置きます。
引き続き長尺の①ランタンスタンド 、⑧コット、⑮チェア、㉘ほうきの柄を重ねたら隙間に石油ストーブ用のポンプや㉖ペグ、ほうきの穂先とちりとりを詰めていきます。
⑯クーラーボックススタンド(プチプチに包まれた赤いやつ)を置いたら、左から㉙グランドタープ、⑲バスケット、⑥ポリタンクを置きます。
⑳テント(本体)を置いたらその上に⑤インナーマット(畳)を重ねます。
この際、側面から見ると結構はみ出て見えますが、リヤゲートのガラスの部分は空間がありますので、これぐらいなら問題ありません。
ただしあまりに冒険しすぎるとリヤゲートを閉めた際にガラスが粉砕しますのでほどほどにどうぞ。
天井やリヤゲートの保護のために⑪アウトドアマットで覆ったらリヤゲートを閉めて荷室はおしまいです。
〜後部座席編〜
最後は後部座席に残りの荷物を置いていきます。
助手席側のシート上に⑱コーヒーセットを市販のフックに引っ掛けて置きます。
運転席側には足元に⑬ガソリン携行缶、㉗車載工具を置き、シート上には⑭クーラーボックスを置いて全て完成です!
安全性のチェックですが、直接視界ではリヤガラス部分こそ何も見えませんが、荷室側面のリヤクォーターガラスは半分以上確認できます。
もちろんフォレスターでは全社標準装着となるスマートリヤビューミラーを使えば、明瞭な後方視界が得られますのでキャンプ場までの道中も安心です。
また鋭利なものや重量物を極力低い位置に配置しましたので、ガラスを突き破る心配もなく後輪の接地感も更に増したように感じます。
ということで、新型フォレスターのキャンプ道具積載検証でしたが、いかがでしたか?
ストロングハイブリッドすら且つこれが載る、況んやターボをや。
これで私も安心して納車日を迎えられそうです。
ちなみにSUBARU公式のフォレスター紹介ページでは、おしゃれなファミリーキャンプ用品を積載した動画も公開されています。
さすがはメーカーの宣材写真だけあって一品一品がスタイリッシュですね!こんなスタイルに憧れた時代もありました、、、
皆さまもゴルフバッグやキャンプ道具など、積めるかどうか確認されたいものがありましたら何なりとご相談ください。
ご予約の上、現物をお持ちいただけましたら実際に積載をお試しいただけます。
なお、新型フォレスターの試乗のご予約は店舗に直接ご連絡ください。
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高知東店のブログ係を退いてからはほとんどキャンプに行かなくなったのですが、年に一度だけ防カビの燻煙剤を焚くために義務感からキャンプに行っています。
2023年11月に愛車のサンバーで赴いた時のこと、この頃はちょうどカメムシさんが全国で大量発生していた時期でした。ある程度密閉された乗用車ではなく、虫さんが入り放題の軽トラの荷台に積んでいたこともあり、キャンプ道具のありとあらゆるところにカメムシさんが入り込む大惨事でした。そこで心的外傷を患ってからというもの、完全にキャンプとは距離を置いていましたが、先の大型連休にお誘いを受けて一年半ぶりとなるキャンプに行きました。
幸いテントにカビは生えていませんでしたが、ほのかに漂うあの香り。
カメムシさんの残り香に私はキャンプの引退を決意するのでした。
2025/5/9 つの