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高知東店

スバル還暦です!

投稿日:2018年6月28日 更新日:

こんにちは。

いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

湿度が高く暑い毎日が続きますね。

エアコンの効いた車内にいても脱水にならないとも限りませんので、水分をしっかり摂って梅雨を乗り切りたいですね!

 

湿っぽいこの時期に湿っぽいダムやら消波ブロックやらの話題で毎度すみません。

 

今回のブログでは少し雰囲気を変えて、『営業黒田さんの休日』を掲載する予定でしたが、私の取材不足によりお蔵入りとなりました。楽しみにお待ちいただいた皆さまには誠に申し訳ございません。

いつか掲載できるその日まで、引き続き総力取材を行いますのでご期待ください。

(果たしてその日は来るのか、、、)

 

タイムリーさに欠ける高知東店のブログですが、

今日は他店舗に便乗してみようかと思いまして。

 

 

今のクルマは大きくなりましたね!(遠近法!?)

写真:「スバル360」(EBBRO)と「新型インプレッサ」(株式会社SUBARU)

 

 

高知東店のお隣、高知桟橋通店のブログにスバル360の写真が載っていましたね!

ご覧になりましたか?

 

 

まだの方は是非6月24日(日)更新の四国スバル高知桟橋通店のブログをご覧ください!

 

今なお現役のヤングSSのようです。50年以上、健気に走る姿を想うと、私もまだまだこれから頑張らねば!と思わされます!

 

写真:トミカリミテッド「スバル360ヤングSS」 

 

私は欲しい車と聞かれると、いくつかありますが、やはり一番はスバル360です!

 

小学生の頃に某公共放送の番組(中島みゆきさんが主題歌を歌っていたやつ)にて、スバル360を開発した百瀬晋六(ももせしんろく)氏が取り上げられており、その番組を観てからというもの、スバル360の虜となってしまいました。

 

スバル360がいかに大きな役割を果たしたかは桟橋店のブログをご覧いただくとして、高知東店のブログでは私物のミニカーの写真を交えながら百瀬氏から続くスバルのクルマづくりに注目してみたいと思います。

 

まず、スバル360の開発にあたって課せられた要件は360ccのエンジン(当時はバイクに用いられていたこのサイズのエンジンであれば比較的容易に製造できた為)で、大人4人が乗れて最高速度が80km/h以上という当時では信じ難いものでした。

 

これは、現在の国土交通省が掲げた「国民車構想」によるもので、日本初の大衆車を作るべくが各自動車メーカーに開発を行わせた試みでした。

 

一般的な自動車の開発は、走りやデザインからスタートしがちですが、スバルでの自動車開発ではまず、誰がどのように乗るかを決定してから開発をスタートします。

 

そのため、百瀬氏をはじめとする開発陣は大きい箱の中に実際に座り、人が快適に座ることができる枠組みから開発を始めました。

 

どこを走るとか、どれだけ早く走るとかそういったことは、人を中心としたパッケージが定まってから行われたのです。

 

人がしっかり乗れたら、あとは早く走ることなどたやすく、日本グランプリにも参戦していました 

写真:同じくトミカリミテッド「スバル360(日本GP)」

 

しかし、実際に人を4人配置してみると、360ccのエンジンで許容できる車両重量はあまりにも少なく、ボディや内装などにおいて様々な軽量化がなされました。

 

その一つが、丸みを帯びたボディラインです。

 

 ボディ側面のラインはおしゃれなデザインだけでなく強度にも一役買っています

写真:トミカリミテッド「スバル360」

 

強度を上げることだけを考えれば、柱を太くし鉄板を厚くしてしまえばいいのですが、それでは走行性能の低下やコストの上昇などの問題が生じます。

 

そこで、当時は航空機などに用いていた「丸さ」で強度を確保し衝撃を吸収するモノコックボディを採用しました。

鶏の卵も中身を衝撃から守る為に丸く楕円型を描いていますよね。

 

モノコックボディによる愛らしいボディラインと、モノコックボディでこそ成し得たコンパクトさから、スバル360は別名と呼ばれています。

 

デフォルメが特徴的なチョロQにすると、まさにですね

写真:チョロQ「スバル360」

 

また、人を中心とした開発は、快適さを考慮して足回りにも及び、当時の国産乗用車ではトップクラスの乗り心地を誇っていました。

 

そうして誕生したのがスバル360です!

 

限られたごく一部の人間の乗り物であったクルマを、週末は家族でお出掛けしたいという多くの国民の願いのもと、マイカーという言葉で叶えた(とは言えまだまだ高額ではありましたが)スバル360の役割は大きいものでした。

 

こちらのデフォルメされたヤングSSはフェンダーミラーがつきます。税抜700円で大変よく頑張っています 

写真:ドライブタウン「スバル360ヤングSS」

 

その後のスバルも、安易に流行に流されることなく、水平対向エンジンFFAWDを採用したり、ここ20年ではアイサイトを開発したりと、

乗る人を第一に考えたクルマづくりを続けています。

 

今や自動車業界においてはアイサイトをはじめとする衝突軽減ブレーキが普及しており、スバルが目指している事故のない社会に少しずつ近づいていますが、まだまだスバルの理想とは程遠いものです。

 

これからも次の時代を見据えた先駆的なクルマづくりで自動車業界を取り巻き『安心と愉しさ』をリードしていきたいと思います。

 

今年はスバル360の発売から60年であり、スバル誕生60周年記念として様々な特別仕様車やイベントを企画しています。

 

そして、早速ではございますが、

今週末の6月30日から7月8日まで

『LEVORG DAY』

を開催いたします!

 

60周年記念 特別仕様車

レヴォーグ GT EyeSight Smart Edition

がこの度発売となりました!

 

お客さまっ! スマエディですよっ!スマエディっっ!

 

特別な外観に更なる安心を装備したお買い得車です!

詳しいご説明は是非店頭でさせてください!

 

皆さまのご来店を心よりお待ち致しております!

 

 

補足:スマエディ 【Sma Edi】 スマートエディションの略称で、特別な装備を満載したお買い得車のこと。

その他にも、プラウドエディションの略称「プラエディ」などがある。

なお、四国スバル高知東店以外の営業スタッフに対し「スマエディください」と仰っていただいても通じないケースがありますので、ご了承ください。

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