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試乗車紹介コーナーも今回で３台目です。BRZをご紹介しようと思っていたのですが、諸事情により現在店舗に不在となっております。ですので、私の一番お気に入りの車種をご紹介致します！

Vol.3　IMPREZA SPORT 1.6i-S EyeSight

外装色：マグネタイトグレー・メタリック

GT3D55C-VGC-8Y20

（ナビゲーションはPanasonicの8インチ、ビルトインナビを装着しています）

「IMPREZA」という車種名は「impresa」の造語と言われております。紋章という意味のある言葉ですが、その団体や家、部隊、組織を表す印の事です。スバルの紋章を表すクルマと言っても良いですね。SGP（スバル・グローバル・プラットホーム）の導入により、乗り心地、走り、安全性に更に磨きがかかったモデルが現行のインプレッサです。正直に申しますと、この車が200万～250万円台で市場に出回るのは、クルマ業界の価格破壊と言っても過言ではありません。

インプレッサは

1.6i-L

1.6i-S

2.0i-L

2.0i-S

の４グレードに分れるのですが、今回の試乗車は1.6i-Sです。

異常なコストパフォーマンスのグレードです。

まず、この内装の写真をご覧ください。

エントリー価格、税込2,244,000円のグレードに、アルミパッドスポーツペダル、運転席助手席パワーシート、リバース連動ドアミラー（ギヤをRに入れると左ドアミラーが自動で下方向に動きます）などが標準装備されます。しかもシートメモリー機能付きという有難さ。

内装だけでなく、外装のドレスアップも忘れずに、17インチホイール（ダークグレーメタリック塗装+切削光輝）になり、見た目もパワフルでカッコいいです。サイドシルスポイラーも標準装備で、至れり尽くせり・・・。

そして、この試乗車はメーカオプションのアイサイトセイフティプラスも装着し、フロントカメラ、左サイドカメラも付いております。

走りはそんなにパワフルじゃなくていいけど、安全な車がほしい。という方、まさにインプレッサがお勧めです！運転もし易いですし、何より価格が恐ろしく安いです。

この安全性能を他メーカーで購入しようとしたらいくらかかるか・・・。

乗る人を第一に考えるメーカーがスバルであり、そのスバルの紋章となる車がインプレッサです。時代は電気や水素で走る車を求めているのかもしれませんが、事故の無い社会を創るという大義を掲げるスバルには、やはりインプレッサがエントリーモデルとして相応しいですよね！

日本中にもっとインプレッサが蔓延ればいいのに！！！←（勧めるのが我々の仕事ですが・・・）

スバルに務めて思いますが、事故の後に「このクルマに助けられた！」「このクルマじゃなかったらどうなってたか・・・」と仰られるお客様が結構いらっしゃいます。横転してしまい、フロントガラス、天井が破損してもコックピットを守る為の骨組みはしっかり残り、ドアの開閉までできてしまうという強度のクルマ造り。無駄なものはそぎ落とし、走行性能と安全性能には惜しみなくお金をかける。そんな不器用なメーカーですが、一度乗った人はもうスバルの車以外乗れない体になってしまうような、そんな魔法を使う事が出来るのがスバルでもあります。

本当はプラットフォームの説明やアイサイトの説明など、話したい事はたくさんあるのですが、今回はインプレッサのご説明です。またの機会に！