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宇和島店

第二回サービスブログ 弱まる、バッテリー

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年末年の瀬、2023年も残すこと1週間を切りましたが、今年はどのような1年でしたでしょうか?

良いこと悪いこと、様々あったかと思いますがよい2024年を迎えられるように今年の憂いは今年のうちに片づけしちゃいましょう。

わたしは大学の同窓会が開かれるということで、母校のある香川県まで遠征し、その帰りに金毘羅山で厄払いをしてこようと考えております。

 

 

さて、先週はいっきに気温が下がり地域によっては氷点下となった場所もあったかと思います。

この気温が下がるときに頻発するのが『バッテリー上がり』です。

 

バッテリーは、化学反応を起こすことによって電力を生み出しますが、気温が高い夏場は化学反応が活発に行われ劣化スピードが早くなり、気温が低い冬場は反対に本来の性能が発揮できなくなります。

つまるところ、冬場は弱くなりがちです。毎年のようにJAFの出動が特集されており、JAFのHPに2022年年末年始の出動件数割合が掲載されています。

約50,000件のうち、なんと40%にのぼる件数がバッテリーのトラブルなのです!

(参照:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/road-service-report/fy2022-season

 

 

当店を含め、四国スバルにて点検をお受けいただいたお客様には、バッテリーのテスト結果をご提示させていただいているかと思います。その結果として、[良好][注意][要交換]の指標以外に『〇〇〇CCA』という測定結果をご説明させていただいています。

 

 

CCAとは、old ranking mpere の略称でバッテリーがエンジンを始動させることのできる能力を示した数値です

各製品のメーカーがCCAの値を設定していますが、その値の70%ぐらいを下回りはじめるとバッテリーの劣化が始まり、使用環境にもよりますがバッテリー上がりが起こりやすくなってきます。

ちなみに、上の写真のバッテリーは定格620CCAの製品であったため、70%をすこし切った状態でありました。[注意]と結果が出たため、交換のご検討をいただいています。

 

 

 

ただ、すぐにバッテリー上がりを起こす、というワケでもありません。

バッテリーの寿命はだいたい3~5年と、使用環境によって幅がありますが、より電力を必要とするアイドリングストップ車の場合には装着から5年経過していたら早めに交換いただくとよいかと思います。

わたしが使用していたレヴォーグは、通勤距離が長いため毎日充電はバッチリでしたがバッテリー交換から6年ぐらい経過して急にエンジンのかかりが悪くなり、帰宅前に生き途絶えました。。。

 

 

最後にバッテリー上がりの対処方法ですが、

 

1.ブースターケーブルを使った救援

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.JAF、ロードサービスによる救援・バッテリー交換

 

が一般的です。

この年末年始に県外への旅行をお考えの方は、ブースターケーブルのご用意やJAF加入をご検討ください。もちろんスバルでもJAFへの加入を行えますので、いつでもお申し出ください。

 

バッテリー上がりの救援を非会員の方が呼ぶと、時間帯と場所にもよりますが1万円以上の費用が発生しますが、会員の場合は基本無料となります!しかも、JAF提携のお店で会員証を提示すると割引を受けられるため、使い方次第ですが年会費分を取り戻すこともできそうです。

 

 

 

今年もわたくしどもスバルをご愛顧いただき、本当にありがとうございました。

 

来年、2024年もどうぞよろしくお願いいたします。